HSPの男性は繊細すぎるゆえ恋愛下手だったり、恋が苦手と思われがち。
なぜそんなイメージがつくのかといえば、ずばり自分に合う相手を選んでいないから。
HSP男性は、恋愛で傷を負いやすいため、一度失敗してしまうと「自分はモテない」「恋愛に向いていない」など、どんどんマイナス方向へ傾きます。
恋にネガティブなイメージを持つことを未然に防ぎ、HSP男性に楽しい恋愛をしていただけるよう、できるだけ避けた方がいいNGな女性の性格と、相性の良い女性について解説!
HSP歴40年近い人生を歩んできた筆者が、経験を交えつつ語ります。
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HSP男性はモテる人も少なくない
まずは冒頭で触れた、HSP男性のモテるモテないについて。
結論から述べると、モテる方です。

男っぽい性格が好みなの
という女性にはモテないですが、
・繊細な性格が好き
・気遣いできる男性が好み ・芸術を理解できる男性と出会いたい ・自然を愛する男性がいい ・癒やしオーラのある男性が好き |
という女性からは、需要があります。
また「HSP男性はHSP女性を自然と引き寄せる」という説もあるようです。
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HSP男性は絶対に避けるべき性格の女性5つ
大切なことなので繰り返しますが、HSP男性は恋愛での選択ミスが後々に大きな影響を与えます。
良心の呵責を覚えやすいHSPは、自己肯定感が低め。
なのに恋愛でダメージを負うと、「もともと自分は恋愛をする資格のない人間なんだ…」と決めつけかねません。
そうならないためにも、まずはNGな性格の女性を理解するところからスタートさせててくださいね。
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HSP男性は絶対に避けるべき性格の女性①「我が強く自己中心的」
僕の経験から真っ先に危険な存在であるとお伝えしておきたいのが、自己中心的、自分本位な女性。
いつも場の中心にいたがる我の塊です。
HSP男性は、相手の心にフォーカスするのが得意。

こちらが何をしたら喜んでくれるのかな?
と眼の前にいる人の気持ちを考えます。
しかしどんなアプローチとしても、自己中な人、利己的な人は感謝をすることがありません。
なぜなら彼女たちは、ずっと自己中心的な思考で生きてきた人間。
自己中女性からすれば、周囲が己のために動いたり配慮することは、極めて当然のこと。
このギャップにHSP男性は深く傷つきます。
HSPの人は、心の交流が大好き。
反対に精神的な搾取が続くと病みやすいのも確か。
ええか。相手の機嫌が悪くなっても「あれ…悪いことしたかな…」とか気にしたらあかんで。それは君がやさしすぎるわ。しんどいやろ。疲れてまうで。空気が悪くなったのは「相手が自分の機嫌を自分でとれない子供」だったからや。君は関係ない。絶対に。これだけは伝えとく。君は悪くないんや。ええな?
— 浅田さん@令和の魔法使い🕊 (@ASD_ELEGANT) September 17, 2019
「恋のトラウマ」を作らないためにも、自己中女性とは徹底的に距離を置いてください。
【参考記事|自己愛の権化からターゲットにされた筆者の体験談】

HSP男性は絶対に避けるべき性格の女性②「依存してくる」
HSPの人達は、外界で消耗する機会が少なくありません。
そのため、ひとりでゆっくり過ごして心を回復させる時間が必要。
しかし依存性の強い女性は、いつであろうとベタッともたれかかってきます。
それを放置できないのがHSP。

何か僕にできることはないかな?
と、つい考えがち。
しかしそんなことを続けていたら、たちまちキャパオーバーを起こします。
また「自分がいないと彼女は生きていけない」といった共依存状態に陥ることも…。
winwinの関係からは、ほど遠い恋愛になるでしょう。
残るのは疲弊と虚しさだけかもしれません。
HSP男性は絶対に避けるべき性格の女性③「幼少期に愛されておらず心が不安定」
人間の愛着が形成されるのは幼少期。
直截な物言いになってしまい恐縮ですが、HSP男性が今以上に辛さを背負い込まないために、あえてストレートな物言いをします。
HSPの男性は、親から愛された経験を持たない女性と、なるべくつきあわない方がいいでしょう。
とても辛辣な言い方になってしまいますが、親の愛情をしっかりと受けていない人は、無意識に未解決な問題を彼氏で解消しようとします。
かつて親にしてもらいたかったことを、恋愛中に彼氏を使って再現しようと試みるのも結構なあるある。
試し行為であったり、暴力を伴う激しい感情表現であったり、男性の人格を否定する攻撃的な言動など、相手を傷つけるものが多いのです。
ただでさえ精神的な許容量が大きくないHSPなのに、毎日心ないことを繰り返されると心がパンクしかねません。
「心の安全基地」を持っていない女性と、HPS男性の恋愛は上手くはいかないことの方が多いです。
HSP男性は絶対に避けるべき性格の女性④「劣等感が強すぎる」
強すぎる劣等感を抱えている女性は、恋愛をしてもなかなか上手くいきません。
劣等感の強い人は、何かを許せていなかったり、恨んでいることが多いです。
世の中には、関わってはいけない人種が存在します。
それは、劣等感が強く、他人を見下して自我を保とうとする人間です。
劣等感を克服する勇気を持たない人間は、誰かを攻撃して自分を守ろうとします。
そんな卑劣な人間と関われば、ロクな目に遭いません。
理解し合えない人間は必ず存在します。
— アドラー心理学サロン(アドサロ) ポジティブ心理学サロン (@PositiveSalon) April 13, 2019
目を三角にして「◯◯が許せない!」と頻繁に口走る女性は、劣等感が強く自らが望む人生を歩めていません。
他罰、他責を選ばないと、心の均衡を保てないほど彼女たちは切実。
HSPは一緒にいるだけで、その人の気持ちや深層心理がわかることも。
後ろ向きな思いを抱え続けている自分嫌いの女性は、HSPの男性に良い影響を与えません。
同じ空間にいるだけで、HSP男性の心がどんどんすり減っていきます。
関わり合いを減らすのがベターでしょう。
HSP男性は絶対に避けるべき性格の女性⑤「似たタイプのHSP」
さきほどHSP男性はHSP女性を引き寄せることが多いと記しました。
HSP同士の恋愛が全て上手くいかないかといえば、そんなことはありません。
一口にHSPといっても、性格は様々。
ただし我慢をしすぎるHSP同士の恋愛は、頓挫することが多いのも事実。
経験を積んだHSPは、やがて「主張することの大切さ」を理解します。
もちろん感情的にならず、アサーティブな自己主張をすることになりますが、まだそういった気づきを得ていないHSPは、ただ内側に感情を溜め込んでいくのみ。
もしこれを双方でやってしまうと大変な事態に…。
お互いの精神がすり減りしすぎて、一緒にいること自体、大きな苦痛となります。
忍耐のステージにいるHSP女性との恋愛は、HSP男性にストレスをもたらします。
【HSPの筆者がエニタイムフィットネスでの筋トレをすすめる4つの理由▼】

HSP男性と相性の良い女性のタイプ5選
ここからはHSP男性と相性が良い女性のタイプを、いくつか具体例を挙げて紹介しましょう。
HSP歴40年近くになる筆者の経験を交えながら解説します。
HSP男性と相性の良い女性のタイプ①「よく笑う」
朗らかな女性は、HSP男性の心を明るくします。
少しのことで傷ついたり、過敏になりがちなHSP男性にとって、明るい笑顔で接してくれる女性はまさにオアシス。
ふさぎこみそうな際に彼女の笑顔を見るだけで、心が回復することだってあるでしょう。
筆者の僕も毎日笑顔をくれる妻のおかげで、これまでよりも軽く生きられるようになった実感があります。
HSP男性と相性の良い女性のタイプ②「自分の趣味があり自立している」
彼氏やパートナーと一緒に過ごす時間も楽しめて、それ以外の時間は自身の趣味を満喫できる女性はHSP男性におすすめ。
HSP男性はべったりと近い距離感で、ずっと一緒にいるのが苦手。
これは相手が誰であろうと関係ありません。そういう性質なのです。
もし結婚しても、各々がお互いの時間を楽しめるのが理想的。
不即不離という言葉がHSPの男性にはぴったり。
不即不離とは?
2つのものの関係が深すぎもせず、離れすぎもしないこと |
こういったコミュニケーション方法をしっかりと理解してくれている女性なら長続きが可能。
しっかりと自立していて、ひとりの時間を楽しめる女性と、HSP男性の相性は抜群です。
HSP男性と相性の良い女性のタイプ③「動植物が大好き」
HSP男性の多くは、自然が大好き。
動物や植物などに触れて、癒やされることもしばしば。
ワンちゃんや猫ちゃんと一緒に過ごして、心を休めることもよくあります。
HSPさんは、自然との接点をもつことで
癒される人が多いですね。
時には、緑が多く、空気が澄んでいて
水の流れがあるところに行ってみましょう。
生命の不思議なパワーをダイレクトに受け取れます。#HSP #内向型 pic.twitter.com/uB1XZJPvWb
— 井上智介 (精神科医 & 産業医) (@tatakau_sangyoi) September 4, 2020
こんなことを口にする女性はあまりいないでしょうが、もし付き合っている彼女から

私、動物も植物も超嫌いなの。私のために捨ててよ!
なんて言われようものなら、もう大変。
HSP男性は、長年色々な工夫をしてきたことで、己を癒やす方法を習得。
HSP男性が大切にしている要素を、真っ向から否定する女性とは、マッチしません。
動植物を愛せないというだけで、HSP男性からすればマイナスポイントです。
HSP男性と相性の良い女性のタイプ④「感情の制御ができる」
HSPは「怒り」など、ネガティブな感情表出(EE)を頻繁にする人間が、かなり苦手。
支援者の心掛け:本当の気持ちを引き出す
本音を話せないから苦しいのです。
とくに、ネガティブな感情を伴う話ができないのです。
抑圧して、地雷化して、爆発しそうで話せません…そういった話は受け取る側の支援者も辛いんだけど、本音の感情表出こそが問題解決の最大の手がかりになるものです。 pic.twitter.com/Ph4xD46bmY
— ボビー上田@福祉と心理の人 (@bobby_tubuyaki) September 2, 2020
例えば境界性パーソナリティー障害、自己愛性パーソナリティー障害の女性は、感情のコントロールができなくことも多く、周囲をクタクタに疲弊させます。
HSPの男性は他者の心の動きに敏感なため、BPDなどの女性から早めに距離をとらないと自身がつぶれかねません。
しかし人が良く人生経験が少ないHSPの男性は、生きづらさを抱えているPD傾向の強い女性に巻き込まれるが結構あります。
何かの拍子で、尋常じゃない怒り方をする地雷持ちの女性はとても危険。
怒り方は、その人がどういう人生を歩んできたかを掴むひとつの指標。
周囲がドン引きするような怒りの表現を繰り返す女性とは、即刻距離を置きましょう。
【参考記事|病的な怒り方をする人の心理】

HSP男性と相性の良い女性のタイプ⑤「HSPの性質への理解が深い」
HSP男性のことを最もよくわかるのは、他ならぬHSPの女性かも?
上記で述べたとおり、まだ生きづらさの真っ只中で、渦中にいるHSP女性との相性はあまり良くありません。
しかし色々悩んできた経験があり、ひとつひとつ乗り越えてきたHSP女性なら、打ち明けなくても、HSP男性が辛いと感じていることに共感してくれます。
パートナーを決めるのは難しい HSPならより一層難しいでしょう 最低条件としてはHSPであることを非難せず、HSPであることを認めてくれる人でしょうね
結婚してぇ・・・ pic.twitter.com/L0MquBpXBc
— HSPを応援するアカウント (@hsp_sensai) September 4, 2020
世間的には

HSPって単なる甘えでしょ?

みんな多かれ少なかれ辛くても我慢してるよ。HSPって、そもそもあるの?都合のいい考えすぎない…!?
といった無理解の声をよく見かけます。
過敏すぎるがゆえの生きづらさ、情報を拾いすぎるがゆえのしんどさはHSP本人にしか理解できません。
条件があるものの、HSP男性と寄り添うようにして生きていけるのは、HSP女性かもしれないですね。
【関連記事|HSP女性のモテ&HSP女性が幸せな恋をするためにポイント▼】

HSP男性は、どうか女性に絶望しないで
あなたが恋愛をした相手が、偶然合わなかっただけかもしれません。
それだけで「自分は恋愛に向いていなかった」という判断は時期尚早。
希望を捨てずにしっかりと自分軸を大切にした生き方をしていると、そのうちステキな出会いがあるかも?
#HSP の男として産まれると不利だと感じてしまう場面はたくさんあると思います。
男は「こうあるべき」という物差しで見られたりします。
恋愛や結婚に関しても、HSPの内向的な性格が様々な悩みを引き起こします。
もしかするとHSPの男性は圧倒的少数派かもしれません。https://t.co/iWzrRNud5F
— 苦沙弥(くしゃみ) (@kushami78549775) July 25, 2020
僕は妻と出会えて、生きづらさが減りました。
もちろん生きづらさはゼロになるものではありません。
しかし自分のことを理解してくれて、一緒に人生を歩めるパートナーの存在はHSP男性にとって、かなりありがたいもの。
恋をする前に警戒したり、尻込みしてしまうあなたの気持ちはよくわかります。
でも決して絶望しないてください。
あなたにとって生涯のパートナーになる人が、意外と近くにいるかもしれません。
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