笑いのセンス、ユーモア力を磨く術10個|後天的にお笑い力をUP!

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ユーモアは人生を豊かにします。

そもそもユーモアって先天的なものでしょ?

と思われる人もいるでしょう。

しかしその考えは間違い。

ユーモア力は後天的に習得できる能力で、天性のみで決まるものではありません。

どうすればユーモア力がアップするのかを解説していきましょう。

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ユーモアって何?

ユーモアは思わず微笑んでしまうようなシャレのこと。

上品で機知に富んでいる必要があります。

human(ヒューマン)とhumor(ユーモア)はスペルが似てますね。

humanが転じてhumorになったという説も。

人間味あふれるおかしみこそが、ユーモアとういわけです。

ギャグやジョークはユーモアと違う?

ギャグやジョークはユーモアと似た意味で使われがち。

しかし厳密にいえば異なる意味合いを持ちます。

ギャグやジョークは攻撃性を含むもの。対するユーモアには、優しさが備わっています。

ギャグは、筋と関係なく挿入する即興性の強い言葉や動き。

サバンナ八木さんの「ブラジルの人聞こえますか?」を例に挙げるとわかりやすいですね。

このギャグは、いきなりっぽいけど笑っちゃいます。

飛び道具的な性質を持っている分、飛躍力に優れているわけです。

一方ユーモアは、流れにそったところでタイミング良く入れられるもの。

『サザエさん』はユーモア漫画、『天才バカボン』『おぼっちゃまくん』『行け!稲中卓球部』『るみちゃんの事象』はギャグ漫画に分類されます。

同じ長谷川町子さんの作品でも、『いじわるばあさん』は毒性が強いためギャグ漫画に寄りでしょう。

お笑い力&ユーモア力を持つ人の特徴5つ

ではどういった人がユーモア力を持っているのでしょうか。

5つの具体例を挙げて説明していきます。

いくつ当てはまるか、チェックしてみてくださいね。

お笑い力&ユーモア力を持つ人の特徴①「頭が良い」

頭の良い人は、会話の流れを巧みに読んでひねりの効いた一言を口にできます。

頭の回転が早かったり、ボキャブラリーが豊富である方がユーモアを発揮する上で有利。

ユーモアのある男性が、女性から人気が高い理由。それは無意識に頭の良さをアピールできているからかもしれません。

お笑い力&ユーモア力を持つ人の特徴②「サービス精神が旺盛」

ユーモアはサービス。

誰かに喜んでほしい!!

という気持ちが原動力となります。

もともとユーモア力があったというより、眼の前の人を喜ばしたくてユーモアに力を注いだ人も多いでしょう。

「人を笑顔にさせるのが大好き」という人ほど、ユーモアを磨く習慣がついています。

お笑い力&ユーモア力を持つ人の特徴③「ポジティブな性格」

笑いが起こると、張り詰めていたものが弛緩。

反対に緊張状態が続くと体がコチコチに固まります。

ユーモアは心身の負担を減らす効果が大。

前向きな性格の人ほど、上記のことを理解しています。

仕事や家庭などで、必ず緊張感が走る場面に遭遇するはず。

そんなときに、ふとした一言で場を和ませてくれる人はポジティブなスタンスの持ち主です。

お笑い力&ユーモア力を持つ人の特徴④「笑い上戸」

人を笑わすだけでなく、自分も一緒に笑いたいという人もユーモアに着目しています。

笑うことでナチュラルキラー細胞が活性化し、免疫力が向上。

誰かを笑わせるだけでなく、何か面白いことを言ったあとに一緒に笑い合える人は長生きできるでしょう。

笑いが健康に良いというのを、本能的に知っている人ほど率先して笑いを起こしています。

お笑い力&ユーモア力を持つ人の特徴⑤「物事を客観視できる」

客観的に物事を見れる人は、ユーモアがある人の最も重要な条件といっても過言ではありません。

笑いを提供できる人は、冷静な観察者。

一緒に楽しんでいるようで、実は全てを俯瞰で見れています。

TPOを考慮した上で、ユーモア的言動を選択しています。

お笑いセンス&ユーモア力を磨く方法10個

ここからはどうすれば、ユーモア力が身につくのか例を示していきます。

すでにやっているものもあれば

こんなやり方があったのか!

という発見があるかも…?

お笑い力&ユーモア力を磨く方法①「漫才を見る」

漫才は我が国が誇るお笑い文化。

毎年のように年末になるとM-1で盛り上がる日本。それだけお笑い熱が高い証拠です。

ボケとツッコミを分析し、「人がどこで笑うのか?」を追求しましょう。

お笑い力&ユーモア力を磨く方法②「落語を見る」

落語と聞けば「なんか古臭い…」と思う人が多いかもしれませんね。

しかし、ユーモアセンスあふれるクリエイターのほとんどが落語にはまった経験を持ちます

ダウンタウンの松本人志さん、志村けんさん、さくらももこさん、小林よしのりさん。

彼ら彼女らは、かなり落語を聴き込んでユーモアセンスの礎を築きました。

落語には、ボケ役ツッコミ役が登場。漫才同様に、人が笑う理由を研究できる優秀な教材です。

お笑い力&ユーモア力を磨く方法③「ギャグ漫画を読む」

日本はギャグ漫画大国。過去幾多の名作がギャグ漫画家の手から、生み出されました。

ギャグ漫画家というのは、漫画家寿命が短いことで有名。

その分、瞬間最高風速がすさまじい!!

魂を削ってこの世に生まれ落ちた力作を、骨の髄まで味わいましょう。

笑えるキャラクターを勉強するなら、ギャグ漫画を読むのが早いですよ。

お笑い力&ユーモア力を磨く方法④「吉本新喜劇を見る」

見られる環境が限定されますが、吉本新喜劇はベタな笑いを勉強するための重要なテキスト。

新喜劇ではチームワークの笑いについて学べます。

小籔千豊が座長を務めるチームは、小籔色の強い笑い。すっちー座長なら、すっちー色の濃厚な笑いと、各々の座長によって笑いの方程式が変化。

関西人は、土曜日のお昼に吉本新喜劇を見るのが日常。だから笑いとの距離が近いのかもしれません。

最近では、テレビ以外でも新喜劇を観覧する手段が増えつつあります。

未見の方は、ぜひその面白さを体感してくださいね。

「生で見てみたい」という人は、なんばグランド花月に足を運びましょう!

お笑い力&ユーモア力を磨く方法⑤「笑えるお芝居を観覧」

かつて1980年代に起こった小劇場ブーム。

中島らもさんが立ち上げた『リリパットアーミー』は、笑えるお芝居へ徹底的にこだわり人気を博しました。

そのあと、ブームは沈静化したものの、今でも笑えるお芝居は根強く残っています。

関西を中心に活動する後藤ひろひとさんの、お芝居は笑いの要素がたっぷり。

生で見るお芝居は伝わり方が桁違い

お芝居を見たことがないという人は、一度劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

お笑い力&ユーモア力を磨く方法⑥「ユーモア小説を読む」

諧謔について学ぶのならユーモア小説がおすすめ。

町田康さんが書いた文学は、一見冗長なように映るものの、実は癖になる文体。彼の書く小説には、ダメダメな主人公が度々、登場します。キャラクターにペーソスを覚えつつも、思わずページをめくりニヤニヤ。

また東野圭吾さんの著書であるユーモア短編小説も推薦作品が目白押し。

『怪笑小説』『毒笑小説』『黒笑小説』『歪笑小説』は、いずれも笑いのツボをしっかり押してくるものばかりです。

過激なものも多い筒井康隆さんは、初期のドタバタ作品を読んでください。

抱腹絶倒な作品群を目の当たりしたあなたは、笑いの本質に触れられるかもしれません。

お笑い力&ユーモア力を磨く方法⑦「エッセイを読む」

小説が苦手…

という人は、エッセイにチャレンジしてみては?

特におすすめなのが、さくらももこさん。初期三部作の『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』はどれも傑作ぞろい。

さくらももこさんと親交の深かった土屋賢二さんもエッセイの名手。

ふたりの共著もありますので、ぜひ読んでみてください。

土屋さんがさくらさんに叱られているシーンもありますよ(笑)。

また中島らもさんのエッセイも良い意味でバカバカしいため、笑いの勉強にもってこいです!

お笑い力&ユーモア力を磨く方法⑧「エピソードを増やす」

『すべらない話』を見てもわかるとおり、エピソードトークとユーモアの親和性はかなり高め。

話術を身につけるには、体験がおすすめ。

少々、しゃべりがつたなくても、オリジナリティーあふれるお話なら笑いをとれます。

またネタになるようなことに、なぜか巻き込まれる人もいます。そういった笑いの神に愛された人と仲良くなるもの効果的。エピソードが増える人は、すごいペースで更新されていきます。

けったいな友人、知人の話が定着すると、それだけで周囲の人の食いつきが変わります。

この前、俺の友達がさ…

と話し出せば

また彼の面白エピソードが聞ける♪

とすぐに周囲がワクワクし始めます。

面白トークをたくさん披露し続けていれば、面白い人認定されやすくなるのは間違いありません。

お笑い力&ユーモア力を磨く方法⑨「構成術について学ぶ」

これは執筆、トーク全てに共通する要素。

構成力が身につけば、ユーモア力も比例して上がります。

ユーモアについて理解していない人は、オチから話すこともしばしば…。

それではどれだけ良いネタでも、受けるはずがありません。

たくさんのインプットを重ねてくると、ユーモアのフォーマットが可視化されるはずです。

【構成力の高い話術でおなじみの林修先生、彼を分析した記事はコチラ】

林修先生のラジオは話術テクが満載|仕事ができる人の話し方の極意
林先生こと林修氏の話術テクニックについて分析。ラジオやyoutubuで確認可能な林先生の魅力的なトークを分解。お笑い用語の「フリ」を使っていたり、「結論→根拠詳細」の構成など、実践しやすいテクが満載です。

お笑い力&ユーモア力を磨く方法⑩「とにかくたくさんアウトプット」

ここまでほとんど「何をインプットすべきか?」について書いてきました。

しかし、インプットをいくら続けても、アウトプットを怠ると成長しません。

またインプット、アウトプットの好循環が起こせたとしても、振り返りが欠けては同じミスを繰り返しがち。

重要なのはいかにPDCAサイクルを回せるかです!

ちなみに精神科医の樺沢紫苑さんは、アウトプット、インプットを徹底追及してベストセラーを出した人物。興味を持った方は、下記の本で勉強してみてはいかがでしょうか?

PDCAって何?

PDCAという言葉を聞いたことはありますか?

PはPLAN(計画)DはDO(実行)

CはCHECK(検証)AはACTION(改善

ユーモア力アップも、このPDCAをいかに回せるかが問われます。

口説いようですが、インプット、アウトプットのあとは、必ず振り返りを忘れずに。

一流のアスリートは、練習や試合を振り返る日記をつけています。

もしあなたが本当に「ユーモア力を磨く」と決意したなら、本日からユーモア日記をつけましょう!!

一流のお笑い芸人の人たちは、メモ魔であることが多いです。

お笑い&ユーモア力磨く行為は、一日にしてならず

まれに松本人志さんのように、天才的な笑いのセンスを持っている人がいます。

そういった人は先天的な能力を神から授かった選ばれし者。

しかしユーモアは、天才のみに独占されるものではありません。

こちらに書いていること参考に、日々インプットして実践を継続することで必ず今よりもあなたのユーモア力が向上するでしょう。

人を笑わせる力を手に入れると、あなたの人生は今よりもきっと豊かになりますよ!

【「お笑い用語 天丼」について解説した記事はこちら】

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