発達障害・アスペルガーっぽい漫画キャラ8選|ドラえもん、ちびまる子、悟空、ルフィ

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マンガやアニメを見ていると、発達障害のように映るキャラクターがいます。

漫画やアニメの登場キャラは、そのほとんどが個性的。

発達障害の要素を持つキャラクターはとても魅力的なんです。

実例や類型を挙げていくことで、「発達障害やADHDへの理解が深まるのでは?」と考えています。

国民的漫画、国民的アニメなどを題材にしながら解説。

みなさんがおなじみのキャラが登場します。

また筆者の近くにいる発達障害者と思しき男性と、ある漫画キャラの類似についても語ります。

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発達障害者とは?

キャラクターを挙げる前に、発達障害が何かについて説明します。

厚生労働省のHPから引用しましょう。

発達障害はいくつかのタイプに分類されており、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害、チック障害、吃音(症)などが含まれます。
これらは、生まれつき脳の一部の機能に障害があるという点が共通しています。同じ人に、いくつかのタイプの発達障害があることも珍しくなく、そのため、同じ障害がある人同士でもまったく似ていないように見えることがあります。個人差がとても大きいという点が、「発達障害」の特徴といえるかもしれません。

出典:みんなのメンタルヘルス「発達障害」とは 厚生労働省 

先天的に脳機能の一部に偏りがあるということですね。

発達障害=ADHDと認識されている人もいますが、厳密にいうとイコールではありません。

発達障害が親カテゴリーで、ADHDが子カテゴリー。

「発達障害の中にADHDが含まれている」という構図です。

ADHDはどんな発達障害?

ADHDというワードが出たので、こちらも厚生労働省のサイトから引用させてもらいます。

発達年齢に見合わない多動‐衝動性、あるいは不注意、またはその両方の症状が、7歳までに現れます。学童期の子どもには3~7%存在し、男性は女性より数倍多いと報告されています。男性の有病率は青年期には低くなりますが、女性の有病率は年齢を重ねても変化しないと報告されています。

出典:みんなのメンタルヘルス「発達障害」とは 厚生労働省 

落ち着きなく動き回ったり、衝動的に行動する人はADHDの可能性が。

ADHDは、女性よりも男性の有病率は高めです。

今回、紹介するキャラクターのいずれもが男性というのは、偶然ではないかも?

男性のADHD有病率は成長とともに下がります。一方、女性の有病率は加齢の影響されません。

AはAttention(アテンション)で注意の意

Dはディフィシット(deficit)で欠陥の意

Hはハイパーアクティビティー(hyperactivity)で多動の意

Dはディスオーダー(disorder)で障害の意

これらの頭文字をとって、ADHDとなります。

ADHDのチェックリスト

森林公園メンタルクリニックから、ADHDのセルフチェックリストを引用します。

下記18項目のうち、10項目以上が該当する人は、ADHDかもしれません。

① 学業、仕事、またはその他の活動において、しばしば綿密に注意することができない、または不注意な過ちをおかす

②課題または遊びの活動で注意を持続することがしばしば困難である

③ 直接話しかけられた時にしばしば聞いていないように見える

④しばしば指示に従えず、学業、用事、または職場での義務をやり遂げることができない(反抗的な行動または指示を理解できないためではなく)

⑤課題や活動を順序立てることがしばしば困難である

⑥(学業や宿題のような)精神的努力の持続を要する課題に従事することをしばしば避ける、嫌う、またはいやいや行う

⑦(たとえばおもちゃ、学校の宿題、鉛筆、本、道具など)課題や活動に必要なものをしばしばなくす

⑧しばしば外からの刺激によって容易に注意をそらされる

⑨しばしば毎日の活動を忘れてしまう

⑩しばしば手足をそわそわと動かし、またはいすの上でもじもじする

⑪しばしば教室や、その他、座っていることを要求される状況で席を離れる

⑫しばしば、不適切な状況で、余計に走り回ったり高いところへ上がったりする(青年または成人では落ち着かない感じの自覚のみに限られるかもしれない)

⑬しばしば静かに遊んだり余暇活動につくことができない

⑭しばしば“じっとしていない”またはまるで“エンジンで動かされるように”行動する

⑮しばしばしゃべりすぎる

⑯しばしば質問が終わる前に出し抜けに答えてしまう

⑰しばしば順番を待つことが困難である

⑱しばしば他人を妨害し、邪魔する(例えば会話やゲームに干渉する)出典:ADHD(多動性障害)セルフチェック 森林公園メンタルクリニック

発達障害っぽい漫画キャラ8選

それでは発達障害の特徴を持つ漫画やアニメのキャラを紹介していきます。

誰もが知っている人気作品から選びました。

発達障害っぽい漫画キャラ①『のび太(ドラえもん)』

多くの人に愛され続け、今もアニメが放映されている『ドラえもん』。

藤子F不二雄さんが生み出した普及の名作。

ダメダメながらも、どこかにくめないのが、のび太。

彼は発達障害の特徴を持っています。のび太が該当するのはADHD

のび太がADHD的であることは、精神科医の司馬理英子さんが自著で触れています。

精神科医であり、著者の司馬理英子先生は、自らもADHD当事者でありながら、アメリカでADHD児の子育てをされました。この経験を生かして多数のベストセラーを執筆されており、著書の『のび太・ジャイアン症候群』はADHDを日本に認知させるきっかけとなりました。

出典:発達障害の女性の9割が人間関係のトラブルを抱えている。人間関係の苦手に気づけば、恋も仕事もうまくいく! 日刊工業新聞

司馬理英子さんは、ご自身が発達障害(ADHD)である経験を活かし、漫画のキャラを使った類型化に成功。彼女はADHDというワードを日本に広めた功労者です。

ADHDには不注意優勢型と多動・衝動性優勢型の2種類があります。

のび太は、不注意優勢型に該当。

『ドラえもん』の漫画を読んでいると、のび太が先生に叱られやたらと廊下に立たされています。

「忘れ物を頻繁にする」「宿題をやってこない」などは、不注意優勢ADHDの典型的な行動例でしょう。

ちなみに「のび太はLDじゃないのか?」と指摘する人も。LDは学習障害のこと。

今回LDには触れませんが、

Learning(学習)

Disorders(障害)

の頭文字をとってLD。

LDは、学習障害の一種です。

ADHDの過集中で、のび太はあやとり名人に

勉強は運動が苦手なのび太。しかし、あやとりの腕前は一流。

ADHDの人は、できることとできないことが極端。得手不得手が凹凸障害になって表れるのです。

好きなことには、ただならぬ集中力を発揮。人並み外れた集中を過集中と呼びます。

天才にADHDが多いのは、過集中が関連しているという説も。

過集中によって才能が開花し、他の追随を許さないレベルにまで昇華できた人は、特定の分野で大ブレイクします。

【参考記事|のび太と落語の愛されキャラ与太郎の共通点は発達障害▼】

与太郎【落語の定番キャラ】は発達障害・ADHD|のび太との共通点も
落語に登場する愛されキャラの与太郎。彼の行動を発達障害、ADHDの、アスペルガーという視点で分析。またADHD不注意型である、のび太と与太郎の類似点についても書いています。

発達障害っぽい漫画キャラ②『ジャイアン(ドラえもん)』

ふたりめも同じく『ドラえもん』の登場人物のジャイアン。

彼は体が大きくすぐ暴力に訴えることが多いタイプ。これだけだと粗暴すぎて、周囲から距離を置かれます。しかしジャイアンには、かなり人情味あふれる面も。

繊細な漫画を描く妹のジャイ子(ペンネームはクリスチーネ剛田)を溺愛。

男の子には手が出やすいものの、女の子には滅法弱く、天敵は母親という弱点があります。

多動・衝動性優勢型のジャイアン

のび太やジャイアンを上手く説明に使って、ADHDに関する本を記した星野仁彦さん。

精神科医である星野さんは『発達障害に気づかない大人たち』で、下記のように書いています。

多動・衝動性優勢型(ジャイアン型)の場合、自分の思い通りにならないと、ほんの些細なことでもすぐに不機嫌になり、瞬間湯沸かし器のように怒りの感情を爆発させます。このため周囲からは「短気でキレやすい、癇癪持ち」と思われています。
キレたとき、彼らは一種の解離状態(思考や感情などの精神機能の一部が自己から切り離された状態)に陥り、後で聞いてもキレたことを覚えていないことが少なくありません。また理由もないのに妙にウキウキして高揚したハイな気分になることもあります。

出典:Wikipedia 「のび太・ジャイアン症候群」

こちらの説明は、まさにジャイアンそのもの

気分の良いときは「心の友よ~!」と感動フレーズとともにハグ。気に入らないことがあると突如キレて、友達を殴打…。

のび太がギタギタのメロメロのボロボロにされてしまったことは、一度や二度ではありません。

発達障害っぽい漫画キャラ③『ちびまる子ちゃん』

https://twitter.com/yz115koo722/status/1130040185834524672

さくらももこさんが生み出した国民的漫画『ちびまる子ちゃん』。主人子である、まるちゃんは軽度の発達障害的な行動をよくとります。

東洋経済ONLINEで、発達障害について詳しい記述があったので引用しましょう。

①自閉症スペクトラム障害(ASD)
・一方的に話すなど、会話が成り立ちにくい
・空気が読めず、相手の気持ちや意図を汲み取れない
・数字、路線図などパターン化されたものを暗記するのが好き
・強いこだわりがあって、融通がきかない
・音や光への感覚が過敏もしくは鈍感
②注意欠陥多動性障害(ADHD)
・落ち着きがなく、いつも動き回っている
・ちょっとしたことで、激しい癇癪を起こす
・なくし物や忘れ物が多い
・集中したり、注意して行動することが苦手

・突然走り出すなど、考えなしに衝動的な行動を取る
③学習障害(LD)
・「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」などの学習、習得ができない
・何度教えても苦手領域だけは勉強が進みにくい
・運動が苦手で、人の動きをまねたりすることができない
まるちゃんが該当するのは、赤線部の2つでしょう。
人気が高い「まる子、忘れ物をする」の回では、一話の中で3回以上も忘れ物をしています。

さくらももこ本人が発達障害・ADHDだった!?

まるちゃんのモデルは、作者のさくらももこさんご自身の小学校時代。
さくらさんの幼少期に関して詳しく記している記事があるので、引用します。

授業に集中できない彼らは、さくらももこが述べているように、ボンヤリと白昼夢にふけっていた。これはまさにマインド・ワンダリングである。さらに彼女は勝手に「内職」をしているか、あるいは周りの子供にちょっかいを出して先生から注意される。

ももこ本人は、決してボンヤリなんかしていないと考えていたし、常に何かを考えていたのだから頭もめまぐるしく使っていると思っていたのであったが、母親から「あんたは毎日うわの空で生きているから忘れ物や失敗ばっかりするんだよ」と指摘されてびっくりしたという。

出典:「授業中はいつもうわの空だった」発達障害の特性を活かし、国民的漫画家になった2人とは? livedoorNEWS

こちらを読むと、さくらさんご自身に発達障害傾向があったことが伺えます。

彼女のエッセイを読むと、漫画家になるまでなかなか適応できずに、苦しんでいました。

しかし天職に就くことができて、その才能を存分に発揮できた幸運なケース。

もちろん、さくらさんご自身の才能と圧倒的な仕事量の賜物なのはいうまでもありません。

発達障害っぽい漫画キャラ④『山田くん(ちびまる子ちゃん)』

日曜日の18時台は『ちびまる子ちゃん』を観て過ごす人も多いのでは?

国民的アニメに出てくる、山田くんもかなり多動なキャラクター。

ちなみに彼のフルネームが山田笑太であることを、今回初めて知りました(笑)。

エネルギーにあふれるアクティブな性格をしています。

『ちびまる子ちゃん』に出てくるキャラクターは、丸尾くん、花輪くん、みぎわさん、野口さん、永沢くん、藤木などどれもキャラが立っています。

お互いの個性を許容、需要しあって生きられる、落語的な共同体が存在します。

世界観の構築にはさくらももこさんが一時期、本気で落語家を志そうかと考えたほど、落語フリークだったことも深く影響しているでしょう。

なお落語の世界観と発達障害の関係については、後述します。

【与太郎と発達障害・ADHD・アスペルガーの関係についての記事はコチラ】

与太郎【落語の定番キャラ】は発達障害・ADHD|のび太との共通点も
落語に登場する愛されキャラの与太郎。彼の行動を発達障害、ADHDの、アスペルガーという視点で分析。またADHD不注意型である、のび太と与太郎の類似点についても書いています。

僕の周囲にいる山田くんそっくりの人

冒頭でちびまる子ちゃんに登場する、あるキャラにそっくりの知人がいると記しました。

僕は月に数回、ジム内にあるキックボクシングのスクールを来訪。そこに山田くんそっくりの男性がいます。

彼から頻繁に話しかけられます。顔を合わせる回数が増えるごとに、距離が縮まっていきました。

天真爛漫な彼と話すと明るい気持ちになれることもあり、一度、彼の誕生日にトレーニング用のシャツをプレゼントをしたことがありました。

数週間後に彼がさらりとこう言いました。

先日はプレゼントをどうも。あれ好きじゃないんで捨てたんだ

これがちびまる子ちゃんのワンシーンだったら、僕の顔には縦線が入りまくり(笑)。

あまりに明るく言われたので、悪気は感じません。

そのときに僕は彼が「発達障害なんだろうな」と感じました。

彼のフェイスブックを見ていると、「みんなから『お前はいつも一言多い』と注意されます…」と神妙に書かれていることも。

自身の性質をわかりながら、衝動性がコントロールできず、KYな発言が多い彼は山田くんと同様に恐らくADHDなのでしょう。

発達障害っぽい漫画キャラ⑤『サザエさん』

ちびまる子ちゃんと同じく、日曜に放送される国民的アニメ『サザエさん』。

サザエさんは、発達障害の要素を多分に持っているキャラです。

それはサザエさんのオープニングの歌詞を確認しても明らか。

買い物目的で街へ出かけたら、財布を忘れていたり…、

お魚を盗んだ猫を追いかけていたら、裸足だったりとそそっかしいことこの上なし。

重度ではありませんが、サザエさんには軽度の発達障害(ADHD)の可能性があります。

発達障害っぽい漫画キャラ⑥『両さんこと両津勘吉(こち亀)』

こちら亀有公園前派出所に主役である両津勘吉こと両さんも、発達障害の疑いあり。

『こち亀』といえば、多動の両さんが持ち前のバイタリティーで事業などを一旦は大成功させるものの、崩壊してしまいチャンチャン…というパターンが多いですよね?

両さんは警察官でありながら、個人事業主のように様々なことをしかけます。

この性格を発達障害やADHDと捉えられないことはありません。

またむらっけがあり、継続性に欠けるというのも該当。

衝動的すぎる両さんの脳みそを解剖してみると、発達障害的な偏りが見られる可能性は十分あるでしょう。

発達障害っぽい漫画キャラ⑦『孫悟空(ドラゴンボール)』

世界的人気漫画で劇場アニメが未だに作り続けられている鳥山明氏の『ドラゴンボール』。

こちらの作品の主役である孫悟空は、精神科医の岩波明氏から発達障害の認定を受けました

岩波先生は、ADHD外来を担当するドクター。

自閉症、ADHD、発達障害のオーソリティーです。

岩波先生は、かつて東京新聞の夕刊に「名作で読む発達障害」を連載していました。

名著、名作に出てくるキャラクターで、発達障害的な傾向が強い者を取り上げるという企画。

連載の49回目で、孫悟空をピックアップ。

以下が「探偵Watch」というサイトからの引用です。

岩波氏は次のように結論する。「悟空にはこのような向こう見ずで衝動的な行動に加えて過剰集中の傾向もあり、好きなバトルにはとことん熱中する点などは、ADHD的な特性のようである」

出典:精神科医、『ドラゴンボール』の悟空を「発達障害」と診断!その理由は 「探偵Watch」

発達障害者に多いとされる過集中。

悟空はいわばバトルオタク。強くなることへの興味が、ずばぬけています。

例え相手が倫理に反していても、強さを持っていればリスペクトは忘れません。

第23回の天下一武道会で、ピッコロ大魔王の息子であるマジュニアと戦った悟空は「おめえどうしようもねえぐらい悪いやつだけどさあ…ウデはすげえからオラわくわくすんだ!」と口にしています。

またチチと結婚するときの「じゃケッコンすっか!」というあっさりさも、乙女心にみじんも関心がない感じが出ていますね(笑)。

彼の興味は強さのみ

明るいキャラなので、マニアなイメージがないものの、悟空は「強さオタク」「バトルオタク」の発達障害者である線が濃厚です。

発達障害っぽい漫画キャラ⑧『ルフィ(ワンピース)』

立教大学の非常勤講師で精神科医を務める今村弥生さん。

今村さんの講演を観覧に行かれた人の言葉を引用します。

今村先生は長崎大学の大学院のADHDの講義で、少年ジャンプ連載中の「ワンピース」を取り上げて、教室がどよめきました。ルフィ君(今村先生は彼を君付けで呼びます)はじめ、人々に希望を与える本作の登場人物のほとんどがADHD

出典:今村明先生講演メモ「ありのままに 希望を持つADHD診療」

ルフィ君という呼び方に愛情を感じます(笑)

『ONE PIECE』のルフィはかなり自由奔放な性格。衝動性が高く多動。言いたいことをすぐ口に出しているイメージがありますね。

ルフィの場合、ADHDの特性が海賊王を目指す上で、かなりプラスに。

もしルフィが落ち着きがあり思慮深かったら、ワンピースの展開はまるで変わっていたでしょう。

ただし動きの少ない慎重な主人公は、週刊連載に向いていないかも…?(笑)。

ジャンプのバトル漫画に登場するキャラクターは、衝動性や多動性が高く、必然的にADHD、発達障害の傾向が強くなるようです。

落語の登場人物は、発達障害やADHDが多い

落語に登場するキャラクターは、たびたび間違いを起こします。

『青菜』『子ほめ』では、まずしっかりした人が発達障害者に何かを説明。

しかし聞いている側は落ち着きがありません。そわそわして最後まで聞き終わらないうちに「理解した!」と思い込み、衝動的にその場を立ち去ります。

理解していないのに理解したという思いこむ。こんな早とちりで、物事が上手くいくはずありません。

予想通り、彼らは様々な失敗を重ねます。一生懸命だけどミスを連発し、それによって滑稽味が生まれる。落語の笑いはこちらのメカニズムをよく見られます。

愛され落語キャラ与太郎がとる行動の多くは、ADHDに該当します。

【与太郎と発達障害・ADHD・アスペルガーの関係についての記事はコチラ】

与太郎【落語の定番キャラ】は発達障害・ADHD|のび太との共通点も
落語に登場する愛されキャラの与太郎。彼の行動を発達障害、ADHDの、アスペルガーという視点で分析。またADHD不注意型である、のび太と与太郎の類似点についても書いています。

発達障害者の個性を受容する「共同体」こそ落語の世界

衝動性の高い発達障害、ADHDの人たちは定型発達者(発達障害ではない人たち)から「わがまま」「自分勝手」「思いやりがない」と思われがち。

しかしそのほとんどが、先ほど書いたように先天的な脳の構造によるもの。彼らに悪気は全くありません。

落語は長屋の世界。横のつながりが密。共同体がしっかりと機能しています。

迷惑をかけられたとしても「しょうがない奴だな~…」とぶつぶつ言いながら、一緒に暮らします。

落語には発達障害者をノケモノにしない寛容な世界観があるのです。

藤子F不二雄さんもさくらももこさん同様に、古典落語が大好きだったのは有名な話。

のび太、ジャイアン、まる子、山田くんというキャラは、恐らく落語の登場人物がモチーフになっているのではないでしょうか。

ADHDだが自己肯定感の高いルフィのライフスタイル

最後に『ONE PIECE』のルフィが口にした言葉を紹介させてください。

ルフィの自己肯定感が高い理由。それは彼が周囲の仲間(共同体)への感謝の念を忘れず、WINWINの関係を築けているからでしょう。

自分の弱い部分も開示できる素直さは、生きづらさを減らし仲間との信頼を深めます。

「嘘もつけねえ」というのは、ピュアな人が多い発達障害に該当することを示しています。

また与太郎も、ルフィと同じで自己開示が上手く甘え上手でした。

終わる前にこちらをお伝えしておきます。

一般の人と発達障害の人の間には境界線が引けずグラデーションでつながっていて、わかりにくい

発達障害で分類される大まかな3タイプ 傾向と特徴を紹介 livedoor NEWS

上記の言葉からわかるとおり、誰でもどこかしら発達障害的な要素を持っています。

発達障害かどうかは、色が濃いか薄いかの違いでしかありません。

山田くんのように濃度が高ければわかりやすいですが、あるシチュエーション以外では濃度薄めという人もいます。

僕は極度の方向音痴で道に迷うことが日常茶飯事。方向音痴も『障害』という言葉で定義すれば、何らかの障害認定をされるはず。

発達障害もADHDも、しょせん言葉のくくりでしかないことを忘れてはいけないのです。

落語国の住人たちが、与太郎を受け入れ横のつながりを築けた理由。それはときに人を困らせてしまう要素も個性として愛したからではないでしょうか?

こちらの記事を読んでいただいて、発達障害やADHDへの理解が深まると嬉しいです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

【参考記事|一方的に話す人は発達障害or愛着障害かも!?▼】

一方的に話す人の心理10個|発達障害or愛着障害の可能性も…対処法は?
一方的にひとりよがりなマシンガントークをする人の心理について解説。一方的にしか話せない人の中に一定数存在する、発達障害や愛着障害の持つ傾向についても説明しています。

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