こちらは、職場の上司にきつい言い方をされて「うっ……」となるのが日常化している人向けの記事です。
きつい言い方をする上司のもとで働いていると、むかついたり、傷つくという経験が一度や二度ではないはず。
そんな言い方しなくてもいいのに…
という言葉が、あなたの脳内で何度もリフレインしているはず。
しかし、そもそもなぜ特定の上司は、部下が傷つく言い方をしてしまうのでしょう?
その理由がわかれば、あなたは今よりもストレスは減らせます。
上司がきつい言い方をする理由と、対処法について解説。
また「過剰に傷ついてしまうあなたは、もしかしたらHSPかもしれない」ということにも、記事後半で言及します。
【参考記事▼】
- 言い方がきつい上司の心理11個を知りストレスを軽減
- 言い方がきつい上司の心理1.感情的な性格
- 言い方がきつい上司の心理2.毎日がストレスフル
- 言い方がきつい上司の心理3.異常なひねくれ屋
- 言い方がきつい上司の心理4.「これだけが唯一の正解」という思い込み
- 言い方がきつい上司の心理5.劣等感による地獄の苦しみ
- 言い方がきつい上司の心理5.マウンティング中毒
- 言い方がきつい上司の心理6.ボキャブラリーが大変に貧困
- 言い方がきつい上司の心理7.かつての上司から受けた教育の名残
- 言い方がきつい上司の心理8.サディスティック(どS)な性格
- 言い方がきつい上司の心理9.実はとっても内向的
- 言い方がきつい上司の心理10.ストレートすぎる性格
- 言い方がきつい上司の心理11.さびしくてしかたない
- 言い方がきつい上司の心理12.サイコパス度が高い
- 言い方がきつい上司への対処法11個
- LINE(ライン)やメールで傷つくような内容を送る上司
- もしあなたがHSPなら傷つくのは当たり前です
- 上司のきつい言い方で心が壊れそうなときは転職を視野に
言い方がきつい上司の心理11個を知りストレスを軽減
一口に「上司の言い方がきつい」といっても、その心理は様々。
どういった心理で発言しているのかを分析して、今よりもストレスを減らしましょう。
上司の心理がわかれば、対処方法や接し方の正解が、おのずと見えてきます。
【参考記事▼】
言い方がきつい上司の心理1.感情的な性格
感情が乗ることで、言葉の伝達度がアップ。
ポジティブな表現は、感情を入れて言った方が喜ばれるもの。
しかし欠点の指摘など、ネガティブなアプローチをする際に、感情が入れば関係がぎくしゃくしやすいのも確か。
感情優位型の上司は、つい言い方がきつくなるという特徴があります。
言い方がきつい上司の心理2.毎日がストレスフル
上司というポジションは、何かとストレスが溜まりがち。
部下と自身よりも上の管理職との間で、板挟みになっている上司は、常にストレスを感じています。
余裕をなくした人間は、つい荒っぽい言い方になりがち。
「こんなこともできないのか!!」
と部下を怒鳴りつけるのが口癖の上司も。
部下にこういったきつい言い方をする上司の心理は、「これをしてもらえると自分が助かるのに」です。
しかし、ストレスフルなため正直に心の内を話せず、つい大声を出すことが日常化。
部下を怒鳴っても恨みを買うばかりで、事態が好転することはありません。
【人望が一気になくなるヤバい口癖の記事はこちら▼】
言い方がきつい上司の心理3.異常なひねくれ屋
癖の強いひねくれた性格の上司は、きつい言い方や皮肉を好みます。
素直な上司は部下を育てることに長けていますが、ひねくれている上司は部下の成長を頻繁に妨害。
部下からすれば「ストレートに伝えてくれたら、やりようがあるのに…」と思うもの。
しかしひねくれ上司は、ひねった言い回しを繰り返します。
この手の上司は、自分のことを「頭が良い人間」と思い込む傾向が。
ひねった言い方を汲み取れない部下を「理解力の乏しい人間」と断じる厄介なタイプです。
言い方がきつい上司の心理4.「これだけが唯一の正解」という思い込み
物事の正解は、どの角度から見るかによって変化。
しかし主観的な正解にこだわる上司は、常に原理主義的な考え方をします。
「絶対に◯◯は△△である!」
という上司独自のルールが、万人に当てはまると思い込んでいます。
この手の上司は、部下の意見にほとんど耳を傾けません。
独善的な振る舞いが多いという特徴を持ちます。
言い方がきつい上司の心理5.劣等感による地獄の苦しみ
劣等感の強すぎる人は、他者に優しくするのが苦手。
他者へ親切にできる人は、自身の劣等感と向き合っていたり、乗り越えられた人です。
日々地獄で暮らしているかのような劣等感を抱いている上司は、自分のことが大嫌い。
自身の欠点を他者の中に見て憤怒しているものの、当人はそのことに気づいていないケースがほとんど。
心理学的にいうと、投影や投射と呼ばれる作用です。
パワハラ上司がよくする防衛機制の投射・投影とは?
防衛機制とは、ジークモント・フロイトの娘であるアンナ・フロイトがまとめた概念。
葛藤や不安、欲求不満から自身を守ろうとして働く心の仕組み。
投射、退行、昇華、合理化などが防衛機制に該当。
投射・投影とは、己の感情や性質を無意識のうちに、他者へ移しかえる心の働きのこと。
相手が自分をまったく憎んでいないにもかかわらず、敵意を抱いているという一方的な思い込み。
それこそが投影・投射と呼ばれる心理的作用なのです。
【フロイト、ユング、アドラー、コフートといった精神科医・心理学者の記事は▼】
言い方がきつい上司の心理5.マウンティング中毒
マウンティング癖のある上司は、総じて言い方がきつくなるもの。
彼ら彼女らの心には、ゆとりがありません。
常々
俺の優位性をわからせてやる!
という考えで頭がいっぱい。
優位なことを誇示するのは、もちろん自分のため。
部下の気持ちを考えられないエゴイスト上司です。
マウンティングしたい上司は、攻撃的な言動が多くなるもの。
その度に、何の罪もない部下が被害に遭うのです。
言い方がきつい上司の心理6.ボキャブラリーが大変に貧困
一時期『ボキャ貧』という言葉が流行りました。
語彙(ごい)が少ない人ほど、言い方がきつくなります。
例えば
君(部下)の発言に共感する部分があったよ。ただし◯◯については改善した方がよくなるんじゃない?
というのと
つべこべ言わずに、俺の言ったとおりしろ。以上!!
とでは、印象が全くちがいますよね?
ボキャブラリーの少ない人は自分の感情をうまく言い表せないことから、強い言葉をつかいがちだと安藤氏は述べています。つまり、語彙力の低さは、コミュニケーションにおいてトラブルを招きやすいということ。
出典:「語彙力が低いことのデメリット」語彙力が低い人はキレやすい!? 3つのトレーニングで “自分の言葉” を手に入れろ! STUDY HACKER
この手の上司は、対話の際に、言葉の選択肢が少なすぎてどうしても、きつい言い方になってしまうのです。
言い方がきつい上司の心理7.かつての上司から受けた教育の名残
上司はオギャーと生まれたときから、上司だったわけではありません。
今は管理職についている人でも、当然、かつては誰かのもとで部下として働いていた時代があります。
その際に、上司から鉄拳制裁も辞さないスパルタ教育を受けていたら、それは知らず知らずのうちにしみつくもの。
もし
厳しく教育されたおかげで成長できた!
と上司自身が感じているのなら、悪意なく部下にきつい口調で命令をくだします。
すでにハラスメントやコンプライアンスが叫ばれる時代に突入しているという感覚が抜け置いている、時代錯誤タイプといった見方もできますね。
言い方がきつい上司の心理8.サディスティック(どS)な性格
Sの上に「ど」がついちゃう「どS上司」は、とにかく言い方がきつくなります。
なぜかソフトな言葉よりも、サディスティクな言葉を選択。
これはもう性格としかいいようがありません。
自分が吐いた言葉に興奮し、さらに過激な言い方になる上司もいるでしょう。
部下からすれば、とても、はためいわくな存在。
離職者が多い職場で、よく君臨しているタイプの上司です。
言い方がきつい上司の心理9.実はとっても内向的
内向的な人なら配慮できるんじゃないの?
と感じた人がいるかもしれないですね。
確かにそういう人がいないわけではありません。
内向的な人が会社組織で働くためには、ペルソナと呼ばれる鎧が必要となります。
繊細で不安を感じやすい人ほど、横柄に振る舞ったりえらそうな言い方になりがち。
そう、全ては裏返し。
繰り返しになりますが、余裕のある人ほど優しくできるもの。
きつい言い方をする内向的な上司ほど、内面に怯えを持っています。
言い方がきつい上司の心理10.ストレートすぎる性格
悪意がまったくないパターンです。裏のある言葉が大嫌い。
ストレートな言葉のやりとりのみを好みます。
「遠回しな言い回しの方が人を傷つける」という信念を持つ上司も一定数存在。
彼らは持って回った言い方よりも、コンパクトにまとまった短いセンテンスを重視。
カラッとした男気あふれる上司であることも少なくありません。
男性ホルモンであるテストステロンを豊富に持っているため、筋肉質な体型であったり体毛が濃いという特徴を持ちます。
好き嫌いが分かれるため、派閥を生み出す原因となりうることも。
またストレートすぎて、よく揉め事を起こしがちです。
言い方がきつい上司の心理11.さびしくてしかたない
さびしい人は、なかなか他人の気持ちを推し量ろうとしません。
正確にいうと、余裕がなさすぎて他者の心にフォーカスできないのです。
さびしいだけならいいのですが、それが原因でこじらせてしまうパターンも。
すぐに嫌な言い方をしたり、部下を追い詰めるような人ほど、孤独感を抱えています。
特にある年代以上の男性は
男たるもの女々しい泣き言は言語道断!!
という価値観のもとで育っています。
つまり彼らは自己開示がものすごく苦手!
胸の内をさらけ出せない苦しさがつのっていきます。
そしていつの間にか、部下に対して攻撃的になり、傷つく言い方をしてしまっているのです。
【参考記事|自己愛他罰型に攻撃されやすい自罰者向けの記事▼】
言い方がきつい上司の心理12.サイコパス度が高い
サイコパスとは、反社会的人格の一種で異常な性格の持ち主。
会社にも一定の割合でサイコパスが存在します。
もしあなたの上司がサイコパスに該当するなら大変!
上司のサイコパスみが日に日に増してる気がするし、それ故に病んで辞めていく人が多いのも納得
そのせいで、常に人手不足で過労ぎみなの、人事はわかってない
— marimari (@marixxxmari) 2019年7月9日
サイコパスは基本的に、他者の痛みがわからず共感能力も極めて低い生き物。
ゆえに自身が部下に対して、きつい言い方をしても、良心が痛んだり罪悪感を覚えることがまずありません。
サイコパスの脳内にある考えは…
こいつらに利用価値があるかどうか
です。
サイコパス上司が「こいつは無能な部下だな…」と決めつけると、部下が病むようなことでも平気で口走ります。
部下を血の通った人間ではなく、ひとつの部品だと本気で思えるのがサイコパスたるゆえん。
そのような恐ろしい上司だとわかったら、全力で逃げるか距離を取りましょう。
【不幸から距離をとり幸せを目指す人を対象にした記事▼】
言い方がきつい上司への対処法11個
現在、言い方がきつい上司に直面しているあなたが一番知りたい情報。
それは「どのように対処したらいいか?」だと思います。
いくつか有効な手段がありますので、紹介していきましょう。
言い方がきつい上司への対処法1.そういう人だと割り切る
上司の性格や言動を変えることは、不可能に近いもの。
この上司は、そういう人なんだ
と割り切り、常々きつい言い方をしてくる人だと認識しましょう。
上司に「変わってくれるんじゃないか?」「今日はきついことを言われないかも?」といった期待をするのはNG。
毎回のようにあなたが抱いた期待は裏切られ、その度に傷つきます。
言い方がきつい上司への対処法2.大声で「はい!」と返事
きつい言い方をされて「うっ…」と傷ついたときは、大きな声が出せなくなるもの。
心を立て直すには、あえて大きな声で返事をしてみるというやり方がおすすめ。
体育会系の上司ほど、荒々しい言葉が大半を占めます。
彼らに弱っているところを見せると、逆上すること可能性があります。
そうならないように、傷ついた次の瞬間、
はい!ありがとうございます!!
といっておきましょう。
これをしたからといって、別に上司へ屈服したことにはなりません。
わだかまりなくお互いがスムーズにコミュニケーションをとるための前向きな知恵と捉えてください。
言い方がきつい上司への対処法3.窓の外を見て深呼吸
誰でも、きつい言い方をされると傷つきます。
大切なのは、引きずるか引きずらないか?
「うっ……」となった際に、あらかじめ対応策を持っていれば、すぐに実行することが可能。
胸を張って大きく深呼吸しながら、窓の外に目を移しましょう。
空を見上げるのも有効。
異国まで広がった大空に目を向けるだけで、気分の切り替えができるかもしれません。
何度も繰り返しているうちに、良いルーティーンとなり、短時間で気持ちを切り替えられるようになりますよ。
言い方がきつい上司への対処法4.本当の心理を想像
上の項目で、さびしい人ほどつっけんどんな対応が増えたり、劣等感が強すぎてこじれている人ほど攻撃になると述べました。
これらの情報を脳内にインプットしておけば、上司の見方が変わるはず。
よく見ると瞳の奥に孤独感が宿っていたり、いらだたしげに指で机をトントン叩いていたり、つま先が床を打っていたりなど、様々なサインが存在します。
精神科医や心理学者になったつもりで、上司の本音を分析してみましょう。
怒りという感情の根源になるのは、さびしさ。
心の奥を想像する余裕が生まれると、大きく傷つくことがなくなります。
言い方がきつい上司への対処法5.ひとまず表面的に同意する
きつい調子で同意を求められたら、ひとまず「そうですね」「わかります」と言っておきましょう。
受け止められることで、上司が満足するケースも。
さびしい上司ほど、無視や無関心について敏感。
言葉の上だけで受け止められるだけで、たちまち彼らは安心。
攻撃的な上司ほど、部下が無反応だった場合、さらに強い調子で攻め立てます。
あなたの心を守るためにも、クッションとなり上司の言葉を吸収してみてはいかがでしょう?
言い方がきつい上司への対処法6.心の中で密かに憐れむ
上司を憐れな同情すべき存在だと思えれば、傷つきが減るかもしれません。
いい年して「物は言いよう」ということすら知らないとは…
と心の中でだけ、下に見ておきましょう。
あなたは子どもにひどいことを言われても、それほど傷つかないですよね?
成熟していない上司は、子どもがそのまま大人になっているのと同じ。
まだきつい言い方をしている。今日で3回目だ
と、きつい言い方をカウントしてみるものいいですね。
ゲーム感覚で接することで、自身の心を守るという手法です。
くれぐれも表面上は、下に見ているという節を見せないでくださいね。
言い方がきつい上司への対処法7.上司の発言を記録
頻繁にあなたを攻撃するような発言をする上司には、ボイスレコーダーなどの機器を使って対抗。
パワハラ的な発言を、こっそり記録しておきましょう。
言った言わないであとあと揉めないためにも、記録は大切。
悪意ある上司には、記録するというやり方で迎え撃ちましょう。
言い方がきつい上司への対処法8.上司の上司と三人で話す
もし上司の上にいる立場の人が、話を聞いてくれる人だったり、職場環境の改善に意識的な人だった場合は、
三人でお話したいことがあるんですけど
と持ちかけましょう。
マンツーマンだと、きつい言い方ばかりをしてくる上司も、自身の査定に響きかねないような状況になれば、話しぶりが変わるかも?
冷静に「今どういった発言をされて困っているのか?」を伝えてください。
心ある人間なら、それを聞いて動いてくれるはず。
もしあまりに心ない応対しか見せない会社だったら、「一生涯そこで働く」ということ自体、考え直した方がいいでしょう。
言い方がきつい上司への対処法9.手紙を書く
「LINE全盛の時代に手紙なんて…」と思う気持ちは、よくわかります。
もちろん、このやり方が万能なわけではありません。
しかし、少しでも情がある上司だったら
俺はこんなに部下を苦しめていたのか…
と自身の言動を省みるかもしれません。
上司の自宅に送ると、家族に見られる可能性があります。
したためた手紙をデスクにそっと置いておきましょう。
面と向かって話すのが苦手という人におすすめのやり方です。
ちなみにパソコンよりも直筆の方が、より気持ちが伝わりますよ。
言い方がきつい上司への対処法10.ガス抜き方法の発見
直接的な方法ではありませんが、ガス抜きの方法は必ず持っておきましょう。
トイレへ行った際に、誰もいないのを見計らい怒りを表現したり、あるいは昼食に美味しいものを食べるとか、手段は支障さえなければ何でもOK。
体内にある我慢袋や堪忍袋が、ヒタヒタになると精神が悲鳴を上げかねません。
その日溜まったストレスは、その日のうちに解消するというのを習慣化。
共通の被害者である同僚がいるのなら、飲みに誘って愚痴を言い合いましょう。
孤立するよりも、理解者がいた方が確実にいいはず。
発散できずに「ストレスが増大している」と感じたら、休日に趣味に没頭するなどしてフラストレーションを解消。
これをすれば上司で溜まったストレスを減らせる!
という具体的な方法をいくつか、会得しておきましょう。
言い方がきつい上司への対処法11.反論する
覚悟が必要ですが、一度思いっきり反論してみるという手段も。
パワハラ上司の極み、クラッシャー上司と呼ばれる人達なら、死に物ぐるいの勢いであなたを攻撃してくるため、かなり危険なのは確か。
「これで事態が好転しないなら、会社を辞めよう」くらいの決意がある人のみ、実行してください。
マウンティング癖があったり、やたらと攻撃的な人は、一度完膚なきまでに叩きのめされると、主従関係が逆転するという現象が起こります。
もちろん上司という立場はそのままですが、あなたが「はっきり主張できる人間」とわかった途端、避けるようになることもあるでしょう。
ギャンブル的要素が強いやり方なので、あまりおすすめはできません。
最終手段だと考えておいてくださいね。
【部下を委縮させ病ませるクラッシャー上司については▼】
LINE(ライン)やメールで傷つくような内容を送る上司
上司との直接的なコミュニケーションで傷つく以外に、LINE(ライン)やメールのやりとりで傷つくことがあります。
普段、話しているとすごい朗らかで柔らかい人なのに、LINEなどのやりとりになった途端「あれ、何かちがうぞ…」と感じることがあるかもしれません。
文字情報だけだと、細かいニュアンスが伝わらないので、どうしてもこじれやすくなるもの。
叱責されるような内容なら、ある程度、凹むのは当たり前ですが、そうでないなら上司に悪気はないかも?
照れ屋の上司は、絵文字やスタンプなどをあまり使いません。
そのため、どうしてもぶっきらぼうになるケースがよくあります。
もし上司がLINEをしているときにだけ、言い方がキツくなるのなら、「悪意はないけどキツい表現になっているんだな…」と認識しましょう。
上司への意見具申は難しいですが、可能であれば
もう少し絵文字とか入れてもらえると、こちらも楽しくなります^^
などと、やんわり伝えることで改善される可能性もあります。
【関連記事▼】
もしあなたがHSPなら傷つくのは当たり前です
Highly Sensitive Personを略してHSP。日本語訳すると「過度に繊細な人」のこと。
「HSPは全体の5分の1いる」といわれています。
それほど珍しい存在ではありません。
HSPは生まれつき心が繊細にできています。
例えるならすぐ心のガラスにヒビが入ったり、破壊されたりしてしまう人達。
もしあなたが上司の言葉で頻繁に傷つくなら、HSPの可能性があります。
HSPは消耗しやすく、会社勤め自体が不得手な人も少なくありません。
自然や平和を愛するHSPは、組織に属さず個人でできる仕事や、理解ある少数の人達とタッグを組む業務で力を発揮します。
【HSPの才能と適職については▼】
言い方がきつい上司とHSPの相性は最悪!
HSPは繊細すぎるウサギのような人達。
強さはないものの、持ち前の優しさやきめ細やかさを抱えて生きています。
丁寧に接しないと、心が傷ついてパフォーマンスを発揮できなくなることも。
体育会系の人種や「全ては勝敗のみで決まる」という勝負至上主義の上司が、HSPの部下をもったらもう大変。
言い方がきつい上司とHSPは、水と油!
絶対に混ざり合うことがありません。
そういった邂逅は、上司にとっても部下にとっても悲劇。
出会わなければ良かった運命なのかもしれないですね。
【HSPの天敵!言い方がきつくて癖のある人の記事は▼】
【HSPである筆者の体験談とライフスタイルについては▼】
上司のきつい言い方で心が壊れそうなときは転職を視野に
一度、心が壊れてしまうと回復するまでに数年の年月を要することも…。
もしどうしても今の上司と合わず、限界を感じたときは、前向きに転職を考えてください。
会社は他にもありますし、転職先には思慮深くて優しい上司がいるかもしれません。
自分はまだ耐えれそう!
と思える人は、修行だと割り切りなんとか乗り切ってください。
注意すべきは悪意ある上司。
もし過去に職場で、その上司のもとで働いていた部下が次々と病んでいたり、離職していたとしたら、超超超超危険!!(気持ちが入りすぎて「超」が増えすぎました)
我慢が美徳とされている日本ですが、ときには逃げることも必要。
場合によっては退職願を届けずに、そのままフェイドアウトしてもOK。
一番大切なのは、あなたの心の状態です。
最後にぜひともお伝えしたいことがあります。
あなたを大事にいたわれるのは他者ではなく、まずあなたであることを忘れないでくださいね。
くれぐれもご自分を大切にしてくださいね。あなたの代わりになる人なんて、本当はいないんですから。
自分のペースでコツコツできるお仕事がHSPにはマッチしているかもしれません。
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